クロスオーバー展

※作家名の記事では、出品内容について随時更新いたします。※ご来場にあたっては会場の営業時間をご確認ください。

2020年7月29日水曜日

出品作家紹介 杉田明十志

「ミューティレーネーの少女」
 
 
 素材 石塑粘土、油彩
関節人形 41cm
 
「だいぶ以前から、ギリシャと日本の神話時代には、
その魂の地下水脈が通じ合っている感じがあって、
形にしてみたい気持ちはあったのですが、そのことを
ながらく忘れていました。
最近再びそのイメージが浮かびあがってきて……
まずは関節人形で、これは最初の試みです。」
 
「猫のお雛さま」
「猫のお雛様」
12cm
頭部・胴:桐塑、彩色:アクリルガッシュ、生地:正絹・レーヨン


「兎のお雛さま」
「兎のお雛様」
15cm
頭部・胴:桐塑、彩色:アクリルガッシュ、生地:正絹・レーヨン

「首をアルミ線でつないであるので、すこし動かせます。
兎は、耳も動かせます。
頭を桐塑で作るのは初めてでしたが、
桐塑は面白い素材だなと、改めて思いました。
まだ研究が必要ですが、これからもっと使って行きたいと思っています。」

8月27日 追加納品
Kiboko Lamento
桧を使った、kibokoです。
各2700円(税別)


杉田明十志
Sugita Meijushi

1990 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業 88年末より独学で人形制作
個展、グループ展多数
2001年末より、伝統人形の原形制作を始める。
静岡市の亀山画廊で毎年開催される「ひなまつり(2月)」に参加。
現在は三月、五月の節句人形や干支人形など、伝統人形の原形を中心に制作を続けている。

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